ですが、謙信魂プロジェクトをきっかけに、最近は直江津の下町を散策してまわっています。
賑やかな駅前を抜けて、一つ向こうの安国寺通りへ入ると、昔ながらの古い町並みが広がります。
高田は2014年に開府400年を迎えますが、直江津は平安時代からの街、1000年以上の歴史があるんですよね。
駅からまっすぐ行って安国寺通りに入り、最初の路地を右に曲がるとすぐにあるのが、今日ご紹介するお店、「信」さんです。
外観があまり目立たないので、初めから目的にして行かないと、ちょっと気づきにくいかもしれません。
ですが、中に入ると・・
こんな素敵な和の空間が!
木の香りとやわらかな照明が、落ち着いた雰囲気を作り出している、知る人ぞ知る隠れ家のようなお店です。
居心地がよく、お酒もお料理もゆっくり楽しめると、女性にも人気です。
出してくださるのは、旬の厳選食材にひと工夫を加えた和の創作懐石料理。
脂ののったカツオを秘密のソースでさっぱりといただく、「カツオのあぶりトマポンソース」や、懐かしい美味しさを求めて、常連さんが必ず注文する自慢の一品、「マスターの卵焼き」はおすすめです。

そして、この「信」さんを出てそのまま裏手の道を歩いていくと、カーブのすぐ先に直江津のシンボル、八坂神社が見えてきます。大きな松の木も立派。
特に”祇園祭が終わると一年が終わる”という直江津の人にとっては、大事な神様ですね。
裏手から入ると、お稲荷さんが祭られていて、懐かしい雰囲気です。
一説には延暦年中(782-805年)もしくは長元元年(1028年)
創建とも言われている神社。
京都の八坂神社の流れをくむ、大変古い神社です。

神輿殿。先代のお神輿が収まっています。
祇園祭の時にしか見ることができませんが、組むと総重量1、5トンもある古めかしいどっしりとしたお神輿は圧巻、歴史を感じます。
どうやって担いだのでしょうね・・。
1件目、2件目だと、移動時間がタイトなので難しいと思いますが、「信」が最後のお店になった方は、この街の歴史に思いを馳せながら、最後にぶらりと散歩してみてはいかがでしょうか。
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